2019年度SAKE DIPLOMA二次試験対策(テイスティング)はコレ!

二次試験当日のスケジュール(2018年度)

2018年の二次試験は次のようなスケジュールで進められました。開始から終了まで約70分という短さです。

14:10〜 オリエンテーション
14:20〜14:50 テイスティング(30分)
14:55〜15:15 論述試験(20分)
15:25 解散
二次試験の注意点
  • 2017年度のテイスティング飲料は6種類でしたが2018年度は5種類で、年によって数が異なります。
  • 選択するテイスティング用語数は飲料によって変わります。飲料Aの香りは5種類、飲料Bの香りは6種類という感じです。
  • テイスティングには外観・香り・味わいだけでなく、酒米や酒母を答える設問が複数あります。
  • テイスティング飲料はそこそこの量がありますので飲みすぎないように。次の論述試験に影響します。
二次試験終了後のスケジュール

二次試験終了後の結果発表は10月末に行われ、日本ソムリエ協会ホームページに合格者の受験番号が掲載されます。2018年度は10月31日11時以降に発表されました。その後、11月上旬(2018年度は11月5日以降)に「結果通知書」が郵送で自宅に届きます。

結果通知書に同封されていた資料を元に合格認定料20,570円を支払います。これを支払わないと認定されません。ちなみに認定されることと、ソムリエ協会に入会することは異なります。ソムリエ協会に入会しなくても認定だけしてもらうことも可能です。認定料を支払うと、後日、認定証・認定バッジ・認定カードが届きます。

二次試験(テイスティング)攻略のコツ

最も重要なことは「必ず答えが存在するテイスティング試験」であるということです。プロのソムリエや杜氏のようなテイスティング能力を測るものではなく、テイスティングの基礎を問う試験であることを事前に知っておきましょう。

それではテイスティングの基礎とは何か。この試験で最も重要なことは「特定名称や造りの特徴をきっちり押さえる」ことです。例えば大吟醸の香りと純米酒の香りには吟醸香(果実香)という大きな違いがあります。この香りの違いを感じ、そして感じたことを用語に落とし込むことが求められます。この判定ができるようになれば、あとは特定名称毎の特徴的な外観・香り・味わいを覚えるだけです。つまり、暗記で対応できます。選択する用語の中にはセルフィーユや菩提樹のような私たちが知らない香りがたくさん載っていますが、暗記であればその香りを知る必要はありません。邪道だと思われるかもしれませんが、目的はあくまでも合格することで、テイスティング能力を高めることではないと割り切ることも大切です。

日本酒の特定名称とタイプを判断する手順

特定名称ごとのテイスティング用語を丸暗記すれば二次試験に合格することはできますが、最低限「特定名称またはタイプ」が分かることが求められます。ただし、日本酒を飲んでいきなり特定名称を当てるのは日本酒素人には難易度が高い作業です。そこで日本酒を口に含んだり香りを嗅いだりした時に、頭の中で日本酒を分類する癖を身に着けましょう(これをテイスティング能力という人もいます)。

まず最初に行うことは「純米系なのかアル添系」なのかという分類です。ここを間違うとその後の判断が全て間違ってしまうので、この分類のトレーニングだけは時間をかけて徹底的に行いましょう。二次試験で最も重視されるポイントのひとつです。

受験経験者なら知っていると思いますが、純米系の中での分類(純米酒、純米吟醸、純米大吟醸など)は実はそれほど重要ではなく、純米系の場合は酒母が速醸系か生酛系かを判断するほうが重要だったりします。同じようにアル添系でも吟醸酒なのか本醸造酒なのかの分類は特に重要ではありません。もちろん、職業でテイスティングする人には必要だと思いますが、試験に受かることが目的なら必要ありません。

二次試験の勉強に必要な日本酒とテイスティングの組み合わせ

では実際に二次試験の勉強の行う場合、どのような日本酒を揃えて、どのような組み合わせでテイスティングすべきなのか。僕が考える日本酒は5種類、焼酎2種類(二次試験には焼酎も出ます)、組み合わせは5通りです。

① A:純米酒(速醸系) × B:大吟醸酒or吟醸酒

② A:純米酒(速醸系) × C:純米酒(生酛)

③ C:純米酒(生酛) × D:純米酒(山廃)

④ B:大吟醸酒or吟醸酒 × E:本醸造酒

⑤ F:芋焼酎 × G:麦焼酎

日本酒の選び方
  • 生酒ではなく火入れ酒を選ぶこと
  • 酒米は山田錦と五百万石だけで構成すること
  • 季節商品ではなく定番酒で構成すること
  • 2年連続して山廃熟成が出ているため、余裕があれば山廃熟成も揃える
  • こだわりの強い酒屋ではなく、百貨店や量販店の方が定番酒は手に入りやすい
  • 百貨店は個人向け販売なので小瓶など四合瓶以下のサイズで購入できる
  • 種類を飲みたければ日本酒飲み放題の店がオススメ。ワイングラスとテイスティングシートを持って行きましょう。
オススメの日本酒の銘柄

SAKE DIPLOMAを運営する日本ソムリエ協会会長・田崎真也氏の著書「No.1ソムリエが語る新しい日本酒の味わい方」の中で頻繁に登場する銘柄は次の6つです。

  1. あさ開
  2. 末廣
  3. 澤乃井
  4. 賀茂泉
  5. 八海山
  6. 菊姫
テイスティングの方法
  • 必ずワイングラスを使用すること。理想を言えば国際規格準拠(INAO)のテイスティンググラスが良い。無ければダイソーでもOK
  • 一人暮らしでブラインドテイスティングは難しいため、複数人でテイスティングする機会を設けるほうがよい
  • 前述した5種類の酒(純米酒、生酛純米、山廃純米、大吟醸、本醸造)の違いが分かるようになったらテイスティング用語の暗記に取り掛かる
  • 外観・香り・味わいの中で最も配点が多いが「香り」なので、香りを徹底的に覚える。外観と味わいは感じたままをマークすれば間違うことはない
  • 焼酎は試験1週間前からで十分間に合うので後回し。
オリジナル「特定名称酒別のテイスティング用語候補集」を作成しました。

2018年度の経験を生かして、次の2つのオリジナルツールを制作しました。

  1. テイスティング用語選択用紙(2018年度SAKE DIPLOMA試験準拠)
  2. 特定名称酒別のテイスティング用語候補集

テイスティング用語候補集に関しては試用版もご用意しましたので、興味のある方は下のボタンからダウンロードページに移動してください。試用版を見ていただき有効であると判断された場合は有料版を使用することをオススメします。

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