【新潟の日本酒】新潟清酒産地呼称(Niigata O.C.)

現在、国内には清酒に関するGI(地理的表示)は4つあります。「日本酒」「白山」「山形」「灘五郷」の4つです。これらは国税庁が指定したものです。SAKE DIPLOMA試験にはこれら4つに関する出題が多いのですが、これら以外にも各地で独自の呼称制度を設けている場合があります。新潟県もそのひとつで、新潟清酒産地呼称協会が「Niigata O.C.」を設けています。これら地理的表示や原産地呼称があることで消費者が享受するメリットはそれほど大きくはないのですが、今後海外に展開する場合には地理的表には重要になってくると考えられます。ワインは「どこで造られたのか」という地理的条件が非常に重視されるからです。

今回はこの「Niigata O.C.」の基準をご紹介します。

Niigata O.C. 5つの基準

① 原料米は100%新潟県産

② 醸造地は新潟県であること

③ 仕込み水は新潟県醸造試験場で適正が確認された新潟の水

④ 精米歩合60%以下の特定名称酒

⑤ 品質管理委員会で認められたもの

左の画像が「Niigata O.C.」のマークです。国税庁から指定を受けている「白山」「山形」「灘五郷」は、実は県内の酒米を使わなくてもよいことになっています。それに対して新潟県の原産地呼称に関しては県内の酒米を使うことは必須です。このような条件を付けると県内の酒蔵からは反対の声が上がることがあるのですが、新潟県では県内米を使うことが当たり前になっているのでしょう。先日の新潟日本酒学セミナーで講師の方がおっしゃっていましたが、いずれ新潟も地理的表示(GI)を取得する予定だということです。

※文章は「新潟清酒ガイドブック〜THE NIIGATA SAKE BOOK」から抜粋しました。

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