自宅用の日本酒を購入する時、近所に酒屋が無ければ通販(ネットショップ)を利用する人が多いでしょう。通販であれば選べる商品の数も多く、普段飲むことができない1本に出会うことができます。でも、通販を利用するには大きなデメリットがあります。それが送料です。
例えば、国内で最も有名な酒屋のひとつ「横浜君嶋屋」の通販を利用する場合、送料無料の条件は20,000円(税込)以上の買い物が必要です。20,000円以下の買い物の場合は、1個口(一升瓶で6本、四合瓶で12本まで)で1,500円(本州)かかり、クール便を選ぶとさらに600円が追加で必要です。
1,500円は四合瓶の日本酒が1本買えてしまう料金です。なんだか少しもったいない気がしませんか?私の日本酒好きの友人・知人も送料の高さがボトルネックになり、日本酒通販を利用しない人がたくさんいます。
そんな送料を気にして通販を利用しない人におすすめのサービスが出来ました。それが郵便ポストに届く日本酒サブスク「SAKE POST(サケポスト)」です。
目次
【特徴1】まだ出会ったことのない酒蔵を発掘できる
通常、日本酒の通販は自分で欲しい商品を選んで購入します。自分の好みが明らかな場合は自分で選ぶ方が楽しいのですが、購入する商品に偏りが生まれ、毎回同じ酒蔵の商品を選んでしまうこともあります。
一方、SAKE POSTは運営者側がランダムに日本酒を選ぶので、購入者は届くまでどこの酒蔵の商品なのか分かりません。当然、飲んでみて自分の好みではない商品の場合もあるでしょう。でも、偶然の出会いにより新しい日本酒に出会えるチャンスもあります。
この偶然の出会いを楽しめる人にはSAKE POSTは最適なサービスです。
【特徴2】新潟県内40蔵以上の日本酒が楽しめる
現在、新潟県内には90の酒蔵があります。これは全国1位の数です。SAKE POSTはこの90の酒蔵のうち、40蔵以上の日本酒を届けてくれます。この数は通販だからこそ実現できます。
実店舗では棚のスペースに限界があるため、新潟県の日本酒のためだけにスペースを割くことはできません。だから、あなたが選べる日本酒の種類も少なくなります。また、酒販店は基本的に売りやすい商品しか置かないため、知名度が低い商品に出会う機会は少なくなります。
その点、SAKE POSTは新潟県の日本酒の種類が豊富なので、地産地消の地元重視の酒蔵に出会えたり、今まで飲んだことがないようなタイプの日本酒を飲むこともできます。
【特徴3】送料込み月額1,474円から利用できる
SAKE POSTには3つのプランがあります。一番安い「日常酒プラン」は月額1,210円に送料264円が加わり、計1,474円で利用できます。これより上位の「吟醸酒プラン」でも計2,244円で利用できます。
通常、3種類の日本酒を購入する場合、四合瓶で1本1,200円ほどかかり、計3,000円以上の負担になりますが、SAKE POSTであれば3種類飲んでも負担は少なく済みます。1本を時間をかけてじっくり楽しみたい場合は向いていませんが、いろいろな種類を少しずつ楽しみたい人に向いているサービスです。
ちなみに「日常酒プラン」で届けられる日本酒には普通酒も含まれます。「普通酒って質が低い商品でしょ?」と思われる人もいますが、最近の普通酒はとてもレベルが高く、燗酒好きの中にはあえて普通酒を選ぶ人もいるくらいです。
【留意点】購入する前に知っておきたいこと
便利で画期的なSAKE POSTですが、新しいサービスなだけに気をつけておくことがあります。箇条書きにしましたので、ご確認ください。
- 最低契約期間は3ヶ月間です
- お試し期間は設定されていません
- 最低契約期間の後は1ヶ月間のスキップが可能です
- 最低契約期間内でもプランの変更は可能です
- 届く日本酒は火入れ酒だけで生酒は対象外です
- 最初の1年間は届く日本酒の重複がありません
- 支払いはクレジットカードのみです
SAKE POST初心者の使い方
SAKE POSTは専用のパウチに入って届くので日本酒の品質には問題はありません。気になるのは、日本酒そのものではなくサービス内容やサポートとの相性です。
例えば、届いた商品のパッケージが汚れていたり破れていたり。運営者に問い合わせても対応が不十分でストレスを感じたり。こんなことがあれば長く続けることはできませんよね。
だから、最初は最低契約期間の3ヶ月だけ、一番安い「日常酒プラン」を使ってみることをオススメします。この3ヶ月でSAKE POSTのサービスの質を見極め、その後継続利用するかどうか検討しましょう。
以上、郵便ポストに届く日本酒サブスク「SAKE POST」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?興味のある方は、ぜひ公式サイトからもっと詳しい情報を確認してみましょう。