日本酒セラーを購入する時の5つのポイント

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日本酒を自宅で飲む時、その保管はどのように行っていますか?火入れ酒で、敢えて熟成感を早めに作りたい場合は常温保管することもありますが、冷酒として楽しむような日本酒の場合は冷蔵保管することが必要です。自宅で冷蔵保管できる場所といえば真っ先に思いつくのが冷蔵庫。冷蔵庫でも問題ないのですが、より最適な状態で保管するにはいくつか問題があります。

 自宅の冷蔵庫で日本酒を保管するデメリット

冷蔵庫は日本酒の保管以外で利用することが多いですよね。日常的に利用するので開閉頻度が高くなります。開閉頻度が高くなるということは、庫内の温度変化も高い頻度で発生します。冷蔵庫は一度開けると、庫内の温度が一気に上がります。その温度を急激に下げるためには、強めの冷却が必要になります。温度変化に敏感な日本酒をそのような環境で保管することは少し無理があります。

また、ほとんどの冷蔵庫は振動に配慮されていないため、日本酒に悪影響を与える可能性もあります。振動によって日本酒の成分が不安定になり、味が変化する可能性があります。特に、繊細な香りが損なわれたり、味がぼやけてしまうことがあります。

そして、臭い移りの問題もあります。瓶に入っているんだから臭いは移らないと思われますが、ガラス瓶であっても密閉性が完璧ではなく、長期間保管することで、微量の空気が入り込み、外部の臭いが侵入する可能性があります。冷蔵庫の中は様々な食品が入っていますので、日本酒に臭いが移り、本来の香りを損なう可能性があります。

 日本酒セラーを選ぶポイント

要は「温度変化が少なく」「振動が小さく」「日本酒に特化した」環境が必要です。これらに配慮し設計されたのが日本酒セラーになります。普段、ワインセラーを使っている場合はそれでも代替することができますが、一升瓶を保管する場合は適していません。しかし、日本酒セラーであれば一升瓶を入れる前提で設計されているため使い勝手がよいでしょう。

簡単にまとめると、日本酒セラーを使うポイントは次の5つです。

  1. 温度設定範囲(0℃以下に設定できる機能が理想)
  2. 湿度管理(乾燥しすぎない状態がよい)
  3. 振動(コンプレッサーの音が静か)
  4. 容量(一升瓶を立てて収納できるスペース)
  5. 静音性(日常的に気にならない音かどうか)

私も日本酒セラーを購入した経験がありますが、意外と重要なのは5つ目の静音性です。音に神経質な人の場合、静音性能が高いセラーを選ぶか、音がしても気にならない場所に設置しなければいけません。そうしないと、せっかく購入した日本酒セラーがストレスの原因になってしまいます。

さくら製作所 氷温冷蔵機能付き 日本酒&ワインセラー

楽天市場で日本酒セラーを探すと、実に様々な製品が表示されます。それだけ日本酒セラーの需要が高まっています。では、その中からどれを選べばよいのか。今回オススメするのが、氷温冷蔵の機能が付いた製品です。

この製品は「SAKURA WORKS」というブランドで販売されていて、ワインセラーでは高い販売実績を誇ります。そのワインセラーの経験を取り入れたのが同社の日本酒セラーです。特に重要なのが「氷温冷蔵機能」が付いていること。氷温とは「水が凍り始める温度」のことで、火入れをしていない生酒を保管する最適な温度とされています。この温度を実現すれば、飲食店とほぼ同じ状態で保管することができます。

そして、ワインセラーと異なり一升瓶を置ける設計になっている点が魅力です。しかも、縦置きで保管できます。一度抜栓した瓶を横にして保管するよりも、縦で保管するほうが安心です。瓶を寝かせて保管すると液漏れが起きる可能性があるからです。

そして、何より国産というのが安心材料です。国産だから日本の住宅事情に配慮した設計になっています。また、日本人好みのデザインです。海外製のワインセラーは何かとサイズがデカく、静音性も低いものが多いのです。でも、それだと日本人の生活にはマッチしません。やはり、日本人に合うセラーを選ぶには国産が最適でしょう。

その他の特徴については下の動画を見てください。お値段はそこそこ高めですが、それだけの価値はあるでしょう。

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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