中小企業が展示会に出品するメリットとデメリット

PR

大企業であれば、豊富な資金力を使い、新商品を宣伝することができます。しかし、中小企業の場合、どれだけ優れた商品を開発したとしても、資金に余裕がないため大々的な宣伝を行うことはできません。そんな時に役立つのが展示会です。最も身近な展示会は、取引のある銀行が主催するものではないでしょうか。

中小企業がこの展示会を利用するメリットはいくつかあります。

 中小企業が展示会を利用するメリット

新規顧客の獲得

展示会は自社の商品やサービスを、ターゲットとなる顧客に直接アピールできる絶好の機会です。多くの来場者が集まるため、普段はなかなか出会えない新規顧客を獲得することができます。

既存顧客との関係強化

展示会は既存顧客とのコミュニケーションを深める場としても有効です。顧客と直接対面することで、顧客のニーズをより深く理解し、関係性を強化することができます。

競合企業との差別化

展示会では競合企業と直接比較されるため、自社の強みや差別化ポイントをアピールすることができます。自社の独自性を明確にすることで、競合企業との差別化を図ることができます。

ブランドイメージの向上

展示会に出展することで、自社の知名度や認知度を高めることができます。また、展示会の規模や内容によっては、ブランドイメージを向上させることも可能です。

最新情報やトレンドの収集

展示会では業界の最新情報やトレンドを収集することができます。競合企業の動向や、顧客のニーズの変化などを把握することで、自社の事業戦略に活かすことができます。

販路拡大

展示会を通じて国内外のバイヤーとの出会いが生まれ、販路拡大につながる可能性があります。

採用活動

展示会は優秀な人材を採用するための場としても活用できます。自社の事業内容や雰囲気をアピールすることで、求職者の興味を引くことができます。

企業イメージの向上

展示会に出展することで、積極的に情報発信している企業というイメージを顧客に与えることができます。

従業員のモチベーション向上

展示会に出展することで、従業員が自社の商品やサービスに誇りを持つようになり、モチベーション向上につながります。

中小企業にとって展示会は限られた予算の中で効果的にマーケティング活動を行うための有効な手段です。

良いイメージの強い展示会ですがデメリットもあります。

 中小企業が展示会を利用するデメリット

費用

展示会に出展するには出展料、ブース設営費、人件費、交通費、宿泊費など様々な費用がかかります。中小企業にとって、これらの費用は大きな負担となる可能性があります。

時間と労力

展示会に出展するには、事前準備に多くの時間と労力が必要です。商品やサービスの展示内容を企画したり、パンフレットや資料を作成したり、スタッフのトレーニングを行ったりする必要があります。

成果の不確実性

展示会に出展しても必ずしも成果が出るとは限りません。集客がうまくいかなかったり、競合企業に埋もれてしまったりする可能性もあります。

期待値の高さ

経営陣や社内からは、展示会出展に対して大きな期待が寄せられることがあります。しかし、結果的に成果が出なかった場合、社内での評価が下がる可能性もあります。

担当者の負担

展示会に出展する際には担当者が多くの仕事を抱えることになります。普段の業務に加えて、展示会関連の仕事もこなす必要があり、負担が大きくなります。

大企業であれば専門部署がしっかりとした予算を持って出展できますが、中小企業には予算的にも人的にも余裕がありません。そのような状況で出展すれば、誰かに大きな負担がかかりますし、予算を割いた分、過度な期待が生まれやすくなります。

 オンライン展示会を利用するメリット

このようなリアル展示会のデメリットを解消するために、最近利用者が増えているのがオンライン展示会です。オンライン展示会はリアルな展示会と比較して以下のようなメリットがあります。

費用

オンライン展示会はリアルな展示会と比べて費用を抑えることができます。出展料やブース設営費などが不要で、交通費や宿泊費なども発生しません。

時間と労力

オンライン展示会は準備にそれほど時間と労力を必要としません。リアルな展示会のように、会場設営やスタッフのトレーニングを行う必要がありません。

成果の不確実性

オンライン展示会はリアルな展示会よりも集客がしやすいという傾向があります。また、全世界からのアクセスが可能なので、より多くの人に情報を発信することができます。

期待値の高さ

オンライン展示会はリアルな展示会よりも期待値が低めに設定される傾向があります。そのため、結果的に成果が出なくても、社内での評価が下がる可能性は低くなります。

担当者の負担

オンライン展示会は担当者の負担が軽くなります。リアルな展示会のように、会場設営や運営に多くの時間を取られることはありません。

 オンライン展示会を利用するデメリット

リアルな展示会のデメリットを全て解消してくれるようなオンライン展示会ですが、当然デメリットもあります。

リアルなコミュニケーションの欠如

オンライン展示会はリアルな展示会のように、来場者と直接コミュニケーションを取ることができません。そのため、商品やサービスの魅力を十分に伝えることが難しい場合があります。

情報発信量

オンライン展示会はリアルな展示会よりも情報発信量が少ないという傾向があります。そのため、来場者の興味を引くことが難しい場合があります。

技術的な知識

オンライン展示会を開催するには、ある程度の技術的な知識が必要です。自社で運営するのが難しい場合は、外部業者に依頼する必要があります。外部業者に依頼すれば委託費が発生します。

オンライン展示会にもデメリットはありますが、リアルな展示会のデメリットを補うことができる有効なツールです。中小企業は自社の状況や目的に合わせて、オンライン展示会とリアルな展示会を組み合わせて活用していくことを検討するのが良いでしょう。

それでは最後に、中小企業がオンライン展示会を利用するポイントをご紹介します。

オンライン展示会を活用する際のポイント

ターゲットを明確にする

オンライン展示会は全世界からのアクセスが可能なので、ターゲットを明確にすることが重要です。

魅力的なコンテンツを作成する

オンライン展示会では来場者の興味を引く魅力的なコンテンツを作成する必要があります。

効果的なマーケティングを行う

オンライン展示会を開催するだけでは、多くの人に知ってもらうことはできません。効果的なマーケティングを行う必要があります。

ツールを活用する

オンライン展示会には様々なツールがあります。これらのツールを活用することで、より効果的な展示会を開催することができます。

国内最大級のオンライン展示会サービスGranstra(グランストラ)

オンライン展示会に出展するのであれば、実績のあるサービスを利用しましょう。特におすすめなのが、国内最大級のオンライン展示会サービスGranstra(グランストラ)です。魅力的なブランドが多数掲載されているオンライン展示会で、大手の百貨店やセレクトショップのバイヤーも利用しており、高く評価されています。

運営主体は東京都渋谷区に本拠地を置く株式会社イーストフィールズで、取引先には大手有名企業のほか、地方自治体や公益財団法人など公的機関も名を連ねています。

今後、オンライン展示会への出展を予定しているのでれば、一度このサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。利用費等の出展情報に関しては非公開になっており、問い合わせが必要です。

オンライン展示会サービスGranstraに問い合わせる

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

Related Articles

特集記事

TOP