【飲食店開業準備】飲食店向けPOSシステム Square vs. Airペイの比較

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新たに飲食店を開業する場合、最初からPOSシステムを導入することで、飲食店経営の様々な課題を解決し、売上アップや顧客満足度向上に繋げることができます。特に中小規模の飲食店では人手不足や時間的な制約があるため、POSシステムによる業務効率化は非常に重要です。

このページでは国内でシェアの高い「Square」と「Airペイ」の比較をご紹介しますが、その前にPOSシステムを導入するメリットを簡単にご説明します。飲食店の中にはいまだに電卓をたたいて会計する店もありますが、長期的な経営を考えるのであれば、POSシステムの導入は必須と言えるでしょう。

 業務効率化と時間短縮

POSシステムを導入すれば本業に費やす時間を増やすことができます。また、雇用するアルバイトスタッフの負担を減らすことができ、結果的に人材採用の手間を減らすこともできるでしょう。

■レジ業務のスピードアップ 現金計算やレシート発行の手間が省け、レジ打ち時間が短縮されます。
■売上管理の自動化 売上データがリアルタイムで集計され、手作業による集計ミスを防ぎます。
■在庫管理の効率化 商品の売れ行きを把握し、適切な発注ができるため、食材のロスを減らせます。
■従業員の負担軽減 レジ操作の習得が容易になり、従業員の教育コストを削減できます。

精度の高いデータ分析

POSシステムで蓄積したデータを元に経営改善ができます。それは結果的に顧客満足度の向上をもたらし、リピーターを増やすことになるでしょう。

■売上分析 商品ごとの売上、時間帯別の売上など、詳細な売上データを分析することで、メニュー構成や販促活動に役立てられます。
■顧客分析 顧客の購入履歴や来店頻度を分析し、顧客満足度向上やリピート率向上につなげられます。
■経営改善 データに基づいた経営判断が可能になり、より効率的な店舗運営を実現できます。

顧客満足度の向上

Googleマップのクチコミで低評価の内容の多くは接客に関することです。POSを導入すればオーダーミスを減らし、会計の時間を短縮することもできます。

■スムーズな会計 レジ待ち時間を短縮し、顧客満足度向上に繋がります。
■ポイントカード機能 顧客にポイントを付与し、リピート率向上を促します。
■オーダーミス防止 オーダーミスを減らし、顧客からのクレームを減らすことができます。

キャッシュレス化への対応

国内のキャッシュレス決済の割合は年々増加しています。キャッシュレス決済の可否が店選びの基準にもなります。特に外国人を客層に入れる場合はキャッシュレス決済が必須です。

■多様な決済手段に対応 クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、様々な決済手段に対応し、顧客の利便性を向上させます。
■キャッシュレス化の流れに対応 キャッシュレス化が進む社会において、競争力を高めることができます。

Square vs. Airペイの比較

それではここから本題です。国内のPOSシステムは米国発祥の「Square」と、日本で生まれた「Airペイ」の2つが有名です。Airペイはリクルートが開発したシステムであり、日本人が使いやすいように設計されています。一方、Squareは開発当初から世界を視野に入れているため、多様性に対応できます。店のスタイル、客層に合わせて最適なシステムを選びましょう。

 決済方法

Square クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済、Apple Pay、Google Payなど、幅広い決済に対応。
Airペイ クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応。

※Squareは、新の決済トレンドに対応し、顧客の利便性を高めています。

 POS機能

Square 充実したPOS機能を標準搭載。売上管理、在庫管理、顧客管理、従業員管理など、店舗運営に必要な機能を網羅。
Airペイ 別途Airレジとの連携が必要。

※SquareはPOS機能が一体化しており、導入が簡単で操作性も高いです。

ハードウェア

Square 様々な種類のカードリーダーやタブレット端末を用意。店舗の規模やニーズに合わせて最適な組み合わせが可能。
Airペイ 専用のカードリーダーとタブレット端末が必要。

※Squareは柔軟なハードウェア構成で、店舗のレイアウトに合わせた設置が可能です。

 アプリ連携

Square 会計ソフト、ECサイト、予約システムなど豊富なアプリとの連携が可能。ビジネスの効率化をサポート。
Airペイ Airレジとの連携が中心。

※Squareは多様なアプリとの連携により、業務の自動化やデータ分析が可能になります。

 カスタマイズ性

Square 豊富なAPIや開発ツールを提供。店舗独自の機能やワークフローを構築可能。
Airペイ 比較的カスタマイズ性は低い。

※Squareは柔軟なカスタマイズ性により、店舗の個性を活かしたシステム構築が可能です。

 グローバル展開

Square 世界中で利用されているため、海外展開を検討している場合に有利。
Airペイ 日本国内での利用が中心。

※Squareはグローバルなネットワークを活用し、海外でのビジネス拡大をサポートします。

 サポート

Square 電話、メール、チャットなど、多様なサポートチャネルを用意。日本語対応も充実。
Airペイ 電話、メール、FAQなど、サポートチャネルは充実しているが、Squareほど多様ではない。

※Squareは充実したサポート体制で、安心して利用できます。

Airペイは日本で生まれただけあり、日本人に使いやすい仕様と機能で構成されています。ただ一方で、Airレジをセットで使わないといけないことや、使えるデバイスが制限されている等、飲食店の選択肢がかなり制限されます。

Squareの場合は世界中の飲食店で利用されているため、多様性に対応できることが魅力です。要は飲食店側の選択肢が多く、その分カスタマイズ性も高まります。業態が変われば必要な機能も変わります。それに対応できるのがSquareでしょう。

 POSシステム導入で気をつけること

よく聞くのは、最初はAirペイを使って、後から他のシステムの変更する、というもの。気持ちは分かります。でも、POSで重要なのは蓄積されたデータです。途中でシステム変更すると過去のデータが有効活用できなくなります。だから、導入当初から先を見据えてシステム選びをした方がよいでしょう。

 個人的にはSquareがおすすめ

今後の飲食店は客層もグローバルになり、人材雇用も外国人スタッフが含まれるようになり、それに合わせてPOSも世界基準にしておくほうが良いと思います。Airペイは確かに日本人には使いやすいです。でも、日本人向けにしか開発されないシステムに発展性は無いでしょう。一方、世界中の飲食店のニーズを汲み取り、実装したSquareであれば、さまざまな課題を解決できるでしょう。

ちなみにSquareは米国ニューヨーク証券取引所に上場しているBlock.incが運営しています。今、世界中の投資家から注目されている企業です。資本がしっかりしているので安心して利用できますよ。

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Square最新ニュース

ここではSquareからリリースされた最新のニュースをご紹介します。

■VISAおよびMastercardの対面決済における手数料の割引プログラムに参加した店は、2025年1月21日からJCB・Diners Club・Discover・Amexの対面決済に関しましても2.5%に自動で割引に。

■2024年11月1日よりVISAおよびMastercardの決済手数料を正式に3.25%から2.5%に引き下げ、業界最安の水準となった

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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