2024年4月10日から4月26日までの16泊17日をタイのパタヤ、チェンマイ、バンコクで過ごしました。今回は最後に2泊したバンコクの「True Siam Phayathai Hotel(トゥルー・サイアム・パヤタイ・ホテル)」をご紹介します。
正直に言うと、僕は都会への旅が好きではありません。それはバンコクも同様です。都会はどこに行っても、得られるものが変わらないからです。バンコクで得られるものは東京でも得られるものが多く、バンコクに行きたい動機にはなりません。
今回の旅でもバンコクはおまけのような存在で、最終日の帰国が午前便だったので、アクセスしやすいバンコクで2泊することにしました。したがって、ホテルもその目的に沿うところを選びました。
ホテルの立地
ホテル名にも入っていますが、このホテルはパヤタイ通りの近くにあり、エアポートリンクの終点であるパヤタイ駅の近くにあります。このホテルを選んだ理由はこれに尽きます。
エアポートリンクは空港とバンコク市内を結ぶ鉄道で、以前は空港の利用者が乗客の大半を占めていました。しかし、昨今はバンコクに住む地元の人も日常的に利用するようになり、常に混んでいます。
常に混んでいる電車を快適に利用するには、中途半端な駅で乗車するよりは始発駅から確実に乗る方が良いだろうと考え、パヤタイ駅に近いホテルを選びました。
また、これは実際に泊まってみて分かったのですが、パヤタイ駅にはエアポートリンクの他にBTS(高架鉄道)も通っていて、これを利用するとセントラルワールドがあるチットロム駅や、大人の社交場があるナナ駅、旅行者に人気のあるアソーク駅に行くことができます。
意外と便利な場所なのに、なぜかあまりパッとしない街がパヤタイ駅周辺。でも、その分ホテルの宿泊費は安いです。今まではアソーク周辺に泊まることが多かったのですが、今後はパヤタイ駅も候補に入れようと思っています。
部屋の内装と設備
今回は8階のスタンダード ダブルルームに泊まりました。8階は高層階だったこともあり、窓からの眺めが良く、眼の前にはキングパワーという有名な免税ビルがそびえ立っていました。
部屋はとても広いです。今回の旅では4つのホテルに泊まりましたが、このホテルの部屋が一番広かったです。日本でこの広さのホテルに泊まろうと思ったら、どんだけ高い宿泊費が必要になるのやら。
セキュリティボックスもあり、特に困ることはありませんでした。唯一困ったのはハンガーラックの幅が狭すぎて、衣類を密着させないと掛けられなかったこと。
宿泊料金
2泊で約3400バーツ。日本円で約14200円でした。1泊7000円ということで、今回の旅では最高値。さすが大都会バンコクと思いましたが、アソーク周辺はもっと高いのでお手頃料金だと思います。しかも、この料金には2泊分の朝食も含まれています。
チェックイン時にはデポジット1000バーツが求められるので事前に用意しておきましょう。
総評
駅に近く、スタッフの接客もフレンドリーだったので、次回も泊まってみたいなと思いました。大きな道路に面していないので、騒音もなく静かに眠ることができました。空港利用を前提にステイするのであれば最適なホテルです。