ネットショップで日本酒を販売している酒造メーカー、酒販店は要確認です。2022年6月1日より特定商取引法の改正が施行されました。この改正により、ネットショップで利用しているカートシステムの最終確認画面(注文完了前の画面)において、下記の各契約事項を簡単に最終確認できるように表示する必要があります。
- 分量(商品の購入数)
- 販売価格
- 支払時期と方法(複数購入時は合計額も表示)
- 引渡と提供時期
- 申込みの撤回、解除に関する内容
- 申込期間(期限のある商品の場合)
ネットショップ運営者が上記の表示を怠った場合、購入者はその購入を取り消すことができるようになります。
カートシステムを修正する必要がある場合
無料でネットショップを構築できるBASEや、ショッピファイなど有料月額制のカートシステムを契約している場合はシステム運営側が対応するため、ネットショップ運営者は何もする必要はありません。
一方、Web制作会社等に依頼してネットショップを構築した場合は、サーバインストール型のカートシステム(EC-CUBEやWordPress)を使用しているケースが多く、独自でカートシステムを修正しなければいけません。今回の特定商取引法の改正をWeb制作会社が認識していない場合もありますので、まだ自社のカートシステムが修正されていない場合は、ネットショップ運営者から連絡しましょう。
詳細は消費者庁のWebサイトにてご確認ください。
万が一、外部委託業者にて対応が難しい場合はNANAME KIKAKU(本業はシステム開発です)でも対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。