静岡県の日本酒マーケティング戦略2019

トレンド

磯自慢など優良銘柄を数多く抱える静岡県は11月19日に県産農林水産物の販路拡大を目指すマーケティング戦略本部会議を県庁で開き、日本酒に関する今後のマーケティング戦略を示しました。その内容は以下の通りです。

静岡県産日本酒のマーケットの現状
輸出の動向

静岡県内の酒蔵の合計輸出売上高は2.5億円である。(平成29)

国内消費数量の動向

日本国内の消費数量は減少傾向にあるが、静岡県の清酒消費数量も減少している。

静岡県産日本酒のポジショニング
  • 清酒出荷金額をベースにした全国シェアは1.1%で第21位である。(平成28)
  • ちなみに1位は兵庫県(24.8%)、2位は京都府(14.1%)、3位は新潟県(11.7%)である。
静岡県産日本酒の強みと弱み
  • (強み)特定名称酒比率が高い(84.1%で全国4位)
  • (弱み)全国シェアが低い
2019年度の重点施策
海外における日本酒の認知度向上と販路開拓支援
  • 見本市や現地商談会への出展の支援
  • 酒造設備の拡大による供給体制の整備への支援
  • ジェトロ等関係機関と連携した輸出手続き等に関する支援
 県内清酒製造場に対する技術支援

高品質な日本酒を安定的に生産するための酒造技術向上に対する支援

 静岡県「ふじのくにマーケティング戦略2019」

静岡県の酒蔵マップ

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Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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