2020年3月30日に山口県萩阿武地区の6酒蔵が製造する日本酒が中国四国地方では初めて、国内では7例目の地理的表示(GI)として指定されました。国税庁のHPによれば、
萩の日本酒の特徴は総じて米由来のふくよかで上品な旨味と爽やかな酸味を主体とする、はつらつとした味わいに特徴がある。香りは芳醇なバナナ、メロン、ライチに加えて青竹、新緑のものを感じる事ができる。その中でも吟醸酒はさらにリンゴやパイナップル等の果物の爽やかな香りを感じる事ができる。余韻には一定の旨味が残るが酸味・苦み・アルコール感の切れの良さを有しているため、食事の邪魔にならず、続けて呑んでも呑み疲れしない酒質である。萩の清酒は、そのはつらつとした味わいから、萩の特産品である白身魚や蒲鉾等の淡白な味の食品と合わせることで、食品が持つ繊細な味を引き立たせてくれる。
ということです。山口県といえば「獺祭」を造る旭酒造や雁木などが有名ですが、GI認証により他の酒蔵にもスポットが当り、楽しめる機会が増えれば幸いです。