プラチナバンドとは700MHz~900MHzの周波数帯域を指す俗称です。この周波数帯は電波の回折性(電波が障害物と出会った際に、障害物の背後などに回り込んで伝わること)に優れているため、建物の中や地下など電波が届きにくい場所でも安定した通信が可能となるという特徴があります。
従来の携帯電話で使われていた周波数帯よりも波長が長いため、障害物を回り込みやすく、山間部や離島など電波が届きにくいエリアでも通信が改善されることが期待されています。
私も日常的に楽天モバイルを利用していますが、京都市内であっても電波が弱い場所があります。四条通に面しているカフェでも電波が1本しか立たなかったり、阪急電車の地下区間も電波が弱いです。プラチナバンドになることで、このような現象が解消されるのでしょう。
プラチナバンドのメリット
それでは簡単にプラチナバンドになるメリットをご紹介します。
■ 電波の到達距離が長くなる | ビルや山などの障害物を回り込みやすく、電波が届きにくい場所でも安定した通信が可能になる |
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■ 屋内や地下での通信が改善される | 電波の透過性が高いため、建物の中や地下でも安定した通信が可能になる |
■ 通信容量が増える | プラチナバンドの導入により、より多くのデータを同時に送受信できるようになる |
■ 通信速度が向上する | プラチナバンドの導入により、より高速な通信が可能になる |
電波が届きやすくなる点については先ほどご紹介しましたが、それに伴い通信容量が増えることも特徴です。つまり、プラチナバンドになるとそれに適した回線サービスが必要になります。要は大容量の通信が、安く、定額で利用できる回線でないと、そのメリットを享受することはできません。
その点において、楽天モバイルが容量無制限で料金も月3000円程度なので、プラチナバンドに適した回線サービスだと言えるでしょう。
楽天モバイルにおけるプラチナバンド
楽天モバイルは2024年6月27日に700MHz帯(プラチナバンド)の商用サービスを開始しました。これにより、楽天モバイルのサービスエリアが大幅に拡大し、より多くの人が安定した通信を利用できるようになることが期待されています。もちろん、最初の導入エリアは大都市圏になりますが、今後は地方でもプラチナバンドが導入されていくでしょう。
私は現在、楽天モバイルだけで生活しています。日常的にスマホ決済も使っていますし、音楽も動画も問題なく利用できています。何より、どれだけ容量を使っても最大3000円程度の支払いで済むのが最高です。日用品の物価が上がり続ける中で、この料金体系は本当にありがたいです。
ぜひ、みなさんもこれを機に楽天モバイルを契約してみてください。特に楽天ポイントを貯めている人にとっては、楽天モバイルの契約は良いことしかありません。