【飲食業界で人気】酒ディプロマとはどんな資格?資格保有者が徹底解説!二次試験の内容

酒ディプロマとは

【本記事の内容】
・日本酒と焼酎のテイスティング
・テキスト理解を問う論述試験が2〜3問
・テイスティング試験の配点比率

本記事は独自に開発した教材を使い、約100時間の勉強で酒ディプロマ試験にストレートで合格した酒ディプロマ保有者が執筆しています。この記事を読むことで、酒ディプロマ試験に関する基本的な知識が一通り身につきます。

二次試験の内容

日本酒と焼酎のテイスティング

最初に二次試験当日のスケジュールをご紹介します。

  1. 開場(14:00)
  2. オリエンテーション(14:10)
  3. テイスティング試験(14:20〜14:50の30分間)
  4. オリエンテーション(15:00)
  5. 論述試験(15:05〜15:25の20分間)
  6. 解散(15:35)

二次試験は1時間の中でテイスティング試験と論述試験の2つが実施されます。テイスティング試験はマークシートを使用した選択式で、論述試験は方眼を埋める記述式です。2021年は論述試験の後にテイスティング試験が行われましたが、2022年はその順序が逆になりました。この順序は年によって変わるかもしれません。

テイスティング試験では日本酒と焼酎をテイスティングして、香りや味わいなど該当する用語を選択します。2021年は日本酒が4種類、焼酎が2種類出題されました。出題される種類は年によって変わりますが、大体6〜7種類程度だと推測できます。

ちなみに2021年に出題された日本酒と焼酎は次の通りです。

日本酒
特定名称 原料米
1 山廃純米酒 山田錦
2 純米大吟醸酒 山田錦
3 特別本醸造酒 五百万石
4 純米吟醸酒 五百万石
単式蒸留焼酎
種類 蒸留方法
1 麦焼酎 常圧蒸留
2 黒糖焼酎 常圧蒸留

日本酒に関しては比較的オーソドックスなお酒が出題されました。一方で焼酎では過去に一度も出題されたことがない黒糖焼酎が出ました。今後は泡盛や黒糖焼酎など幅広い焼酎のテイスティングが必要になるでしょう。

日本酒は特定名称や原料米の選択の他に、メインである外観、香り、味わい、バランスなどテイスティングシートを使用した用語選択が必要です。焼酎は種類と蒸留方法だけなので、それほど負担は重くありません。

テキスト理解を問う論述試験が2〜3問

論述試験に関しては2、3つのテーマが与えられ、それぞれ200字前後で記述する試験です。テーマは公式テキストの中から選ばれるため、一次試験終了後もテキストを継続して読み続けることが大切です。

2021年は次のようなテーマが出題されました。

  • 本格焼酎に合う料理とその理由を述べよ
  • 扁平精米について述べよ
  • 貴醸酒について今後の展望も踏まえて述べよ

いずれも基本的なテーマで、一次試験の勉強内容が頭に入っていれば難しくありません。論述試験は文字数が決まっているため、どのようなキーワードで文章を展開するのかが大切です。200字はとても短いので情報を詰め込もうとすると、結局何か言いたいのかよくわからない文章になってしまいます。

テイスティング試験の配点比率

テイスティング試験は「外観」「香り」「味わい」に関する適当な用語を選択しますが、それぞれ配点比率が異なります。次は2019年に日本ソムリエ協会が公開した点数配分です。

外観 13%
香り 29%
味わい 19%
特定名称 16%
それぞれの飲料についての設問 15%
飲料の種類 8%

最も重要な項目が「香り」です。香りで誤答が増えると不合格になる確率が高まります。一方で外観と味わいは比較的簡単に選べて割合も高いので、確実に得点に結びつける必要があります。その他「セルレニン耐性酵母を使った酒はどれか?」など各飲料についての設問もあります。

二次試験はテイスティングと論述を合わせ85%以上の得点が合格圏と言われています。論述試験でどれだけ高得点を出しても、テイスティングで誤答が増えると不合格になるため、まずはテイスティングで高得点を上げられるように勉強を進めましょう。

関連記事

TOP