【飲食業界で人気】酒ディプロマとはどんな資格?資格保有者が徹底解説!一次試験の内容

酒ディプロマとは

【本記事の内容】
・CBT方式によるコンピュータ上での試験
・出題範囲は公式テキストのみ
・毎年7月中旬から8月下旬の期間で実施
・A判定もしくはB判定で合格
・合格率は毎年60%程度
・一次に合格すれば二次試験で不合格でも次年度以降は試験免除

本記事は独自に開発した教材を使い、約100時間の勉強で酒ディプロマ試験にストレートで合格した酒ディプロマ保有者が執筆しています。この記事を読むことで、酒ディプロマ試験に関する基本的な知識が一通り身につきます。

一次試験の内容

CBT方式によるコンピュータ上での試験

酒ディプロマ実施初年度(2017年)は全国統一のペーパーテストでしたが、2018年からCBT方式による試験方式に変わりました。CBTとはComputer Based Testingの略で、試験における全行程をコンピュータ上で行います。

CBTは会場にパソコンがあれば受験できるため、以前のように大きな会場に受験者を集める必要がなくなりました。そのため、地方に住む人でも近所の会場で受験することができ、また自分の都合のよい時間帯に受験することもできるようになりました。

しかし一方で、CBTによって試験の傾向が分かりにくくなりました。酒ディプロマのCBTは受験者によって出題される問題が変わります。ランダムに問題が生成されるため、若干の難易度の差も生まれます。そのため、1回目の受験で難しいと感じ不合格になっても、2回目で自分の得意な分野がたくさん出題され合格する人も意外と多いのです。

要は一次試験は複数回受験する方が合格率が高まるということです。酒ディプロマは1人最大2回まで受験できるだめ金銭的に余裕があるのなら、2回受験で申込みましょう。

出題範囲は公式テキストのみ

酒ディプロマ試験は受験申込み後に自宅に届く公式テキスト(教本)から出題されます。

テキストは次の章で構成されています。

  1. 日本酒とは
  2. 日本酒の醸造方法と種類
  3. 主要生産地のプロフィール
  4. 日本酒のテイスティング
  5. 日本酒のサービス
  6. 日本酒と料理の相性
  7. 焼酎
  8. 焼酎・泡盛と料理の相性

これを見れば分かるように、酒ディプロマは日本酒だけでなく焼酎の知識も求められます。特に昨今の試験では焼酎の出題率が上がっているため、テキストを満遍なく勉強することが求められます。

テキストのページ数は約250ページで、ソムリエやワインエキスパートのテキストの半分以下のボリュームです。だから、効率よく勉強すればそれほど時間を割かずに合格できます。

毎年7月中旬から8月下旬の期間で実施

一次試験は毎年7月中旬(20日頃)から実施され、8月末までの間に1回もしくは2回受験することができます。ちなみに2022年の一次試験は7月20日(水)から8月31日(水)が受験期間になっています。

試験時間は60分で、その間に100問が出題されます。コンピュータ上でクリックするだけの試験なので、早い人は30分以内に終了します。早く終わった場合は60分経つ前に退席することもできます。

試験中はスマホ及びスマートウォッチを身に付けることはできません。見つかった場合、試験が無効になり、今後数年間受験できなくなる場合もあります。気をつけましょう。

A判定もしくはB判定で合格

一次試験は100問が出題されますが、何点とれば合格できるのかは公式に示されていません。

過去の受験者の声を元に判定基準を出すとすれば、9割以上でA判定、8割以上でB判定だと考えられます。つまり、一次試験では最低でも8割の得点が求められます。

合格率は毎年60%程度

公式の数値は出ていませんが、過去3年間の受験者の声を元に算出すると、おおよそ55〜65%が一次試験の合格率になります。思っていた以上に高い数字だと思いませんか?

一次試験は出題範囲が決められていて覚えるだけで合格できるので、しっかり勉強すれば誰でも合格することができます。不合格になる人の傾向は、自分が日本酒に詳しいと高をくくっている人(特に長い間飲食に関わっている場合)や、単純に勉強時間が不足している人です。

中には一夜漬けで合格するような暗記が得意な人もいますが、ほとんどの人は暗記に時間がかかるので、勉強は計画的に行いましょう。

一次に合格すれば二次試験で不合格でも次年度以降は試験免除

酒ディプロマには試験免除制度があります。

2020年度の試験から一次試験に合格した場合、翌年からの5年間で3回まで一次試験免除で受験することができます。酒ディプロマは一次試験よりも二次試験の方が難しいため、まずは一次試験を確実に合格して、次年度以降に二次試験に挑戦する人も少なくありません。

ただし、その場合は受験費用もかかりますし、テキストの改訂リスクもあります。最初から一次試験だけを目標にするのではなく、一発合格する心意気で勉強しましょう。

以上、一次試験の内容に関してお伝えしました。

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