子連れにおすすめ。ホテルの「オールインクルーシブ」プラン、そのメリットとデメリットは?

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先日、楽天トラベルは今年の旅の傾向に関する発表を行いました。それによると、今年の夏は子連れ旅行の「オールインクルーシブ」プランの予約数が前年同期比で約6.5倍に増加しているんだとか。また、子連れ以外の旅行においても約3.7倍に増加しており、国内全体でオールインクルーシブが注目されていることが分かります。

オールインクルーシブとは宿泊料金に食事や飲み物、アクティビティなどのオプション費用を含んだ宿泊プランのことで、その宿に入れば追加費用が発生しない特徴があります。旅行は格安プランで行ったとしても、現地でのアクティビティや食費などで何かと追加費用が発生します。それが無くなるわけですので、財布にも優しいプランだと言えます。

しかし、良いことばかりのプランはありません。必ずメリットとデメリットがあります。安易にオールインクルーシブを選ぶのではなく、その特徴を事前に理解しておきましょう。

 メリットとデメリット

ここではオールインクルーシブのメリットとデメリットを簡単に説明します。

■メリット
  • 旅行全体の費用が事前に把握できるため、予算管理がしやすい
  • 食事や飲み物を追加で注文する際にも、料金を気にせずに済む
  • 宿泊施設によっては、様々なアクティビティが無料で楽しめる
  • 物価の高いリゾート地でも、追加料金を気にせず、リラックスして滞在
■デメリット
  • 含まれるサービスによって料金が大きく変動するため、他のプランよりも高額になる場合がある
  • 好きなものを好きなだけ食べられるため、食べ過ぎや飲みすぎに注意が必要
  • 決められたレストランやメニューしか利用できない場合がある
  • すべてのサービスを利用しない場合は、損をする可能性がある

一番のメリットは旅行費用の計画が立てやすいことです。計画が立てやすいと、旅費以外で使う現金をどのくらい持っていけばよいのかも事前に分かります。これは家計をやりくりするお父さんお母さんには嬉しいですよね。また、多くの場合、ホテル内に様々なアクティビティが用意されているので、子どもを外に連れて行く必要がありません。旅行中、お父さんがずっと運転する、なんてこともありません。

デメリットは旅の自由度が落ちるということです。私のように一人旅に慣れている立場で見ると、選択肢が少ないオールインクルーシブはあまり魅力を感じません。また、飲食店の飲み放題のように、どれだけ遊んでも結局はホテル側が儲かるようにできているので、意外と割高になることもあります。

このようなメリットとデメリットを理解した上で、自分たちの旅のスタイルにマッチしているのかよく検討し、オールインクルーシブを採用するのかどうか決めてみてください。

 オールインクルーシブが楽しめる人気の宿BEST5

それでは最後に、子連れ利用を対象とした「オールインクルーシブ」プランが人気の宿泊施設ランキング(楽天トラベル調べ)をご紹介します。

【第1位】 1000Mのおもてなし 八ヶ岳 ホテル風か(山梨県)⇒ 楽天一休
【第2位】 焼津温泉 焼津グランドホテル(静岡県)⇒ 楽天一休
【第3位】 TAOYA秋保(宮城県)⇒ 楽天一休
【第4位】 秋保温泉 華乃湯(宮城県)⇒ 楽天一休
【第5位】 グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ(山梨県)⇒ 楽天一休
Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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