ソバーキュリアス実践の際に留意すること

ソバーキュリアス

ソバーキュリアスとはお酒を飲める人、または飲んでも問題ない人が“あえてお酒を飲まない”という選択をするライフスタイルのことを意味します。

ソバーキュリアスと似た言葉に「断酒」や「禁酒」などがありますが、ソバーキュリアスは「sober(シラフ)」と「curious(好奇心)」が組み合わさった造語で、アルコールを飲まないことを義務付けるのではなく、お酒を飲まない選択肢を積極的に選ぶことを意味しています。

これは近年、欧米を中心に広がりつつあるライフスタイルです。日本でも健康志向の高まりや、お酒の飲み過ぎによる健康問題への関心の高まりから注目を集めています。

 ソバーキュリアス実践の際に留意すること

ソバーキュリアスを実践する際には、以下のようなことに留意するとよいでしょう。

 周囲の理解を得る

ソバーキュリアスを実践する際には周囲の理解を得ることが大切です。お酒を飲まないことを理由に、周囲から理解してもらえないと、ストレスを感じてしまう可能性があります。

 代替飲料を用意する

お酒を飲まない代わりに代替飲料を用意しておくとよいでしょう。ノンアルコールビールやワイン、ソフトドリンクなど、さまざまな種類の代替飲料が販売されています。

 自分に合った楽しみ方を見つける

ソバーキュリアスを実践するからといって、お酒を飲まない人生がつまらないとは限りません。自分に合った楽しみ方を見つけることが大切です。

ソバーキュリアスには「こうしなければいけない」という決まったルールはありません。大切なのは飲酒に対する自分のルールを作り実践していくことです。他人と比較することなく、自分自身が納得いく方法を見つけましょう。

私の場合、「断酒」ではなく「選択的飲酒」を行い、従来のように「とりあえず飲む」習慣から抜け出すことを目的に実践しています。

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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