2024年6月20日、楽天グループは国内の様々な動画配信サービスのコンテンツ情報を集約したストリーミングガイドサービス「Rakuten PLAY」の提供を開始しました。ありそうで無かった素晴らしいサービスではあるのですが、大きな課題も抱えています。
その課題とは、国内の動画配信サービスしか対応していないこと。ICT総研が2023年4月21日に発表した「2023年 有料動画配信サービス利用動向に関する調査」によると、ユーザの利用率はアマゾンプライム・ビデオが約70%で1位、ネットフリックスが約30%で2位となっています。「Rakuten PLAY」は利用率の高いこの2つのサービスは対象外となっています。
私自身はアマプラしか使っていないので、「Rakuten PLAY」を利用する価値はありません。しかし、アマプラやネットフリックスでは配信されていない動画が、どのサービスで配信されているのか知りたい時は役立つでしょう。中にはU-NEXTやHuluでしか配信されていない動画もあります。また、楽天ポイントを貯めているのであれば、「Rakuten PLAY」から各配信サービスに申し込むことでポイントを獲得することができます。
海外の動画を含むことができない諸事情があるのだと思うのですが、できるだけ早くアマプラとネットフリックスも対象にしてくれることを望みます。