種子島産サトウキビで造るアグリコールラム「アーキバス」がネットで購入可

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大東製糖種子島(本社:鹿児島県鹿児島市)は2024年7月から、種子島のサトウキビで造るアグリコールラム「ARCABUZ(アーキバス)」を発売すると発表しました。現在は同社のオンラインストアにて購入することができます。

種子島の特徴を活かしたアグリコール製法

ラム酒のほとんどは糖蜜を原料とするインダストリアルラムですが、アグリコール製法ではさとうきびの搾りたての汁を使用します。この製法には、さとうきびを収穫してすぐに搾汁できる環境が必要なため、世界のラム酒の生産量の約5%しか占めていません。アグリコール製法は手間がかかりますが、さとうきび本来の風味や種子島の独特な自然環境を反映させやすいのが特徴です。

さとうきびの品種とこだわりの製法

同社の蒸留所のすぐそばにある自社農園では、味が良くショ糖濃度が早く上がる「黒海道」という品種のさとうきびを中心に栽培しています。この品種は種子島で育てられています。収穫したさとうきびは、虫食いなどを手作業で選別した後、ショ糖分が減る前の24時間以内に搾汁します。通常は3回搾汁しますが、ARCABUZでは糖度の高い一番搾りだけを使ってもろみを作り、蒸留しています。搾りたてのさとうきび汁は、まるでメロンのような風味があります。

ボトルとロゴのデザインはKEN OKUYAMA

ボトルとロゴのデザインは、フェラーリのデザインを手がけた日本人デザイナーKEN OKUYAMA氏によるものです。デザインは種子島とゆかりのある火縄銃の砲身をモチーフにした八角形をしています。また、透明感のある味わいと環境への配慮を表現するために、ラベルは使わず、ボトルそのものに凹凸でデザインを施しています。

この商品の価格は1本(700ml)5280円です。購入を希望する場合は、同社のオンラインストアをご利用ください。

 公式オンラインストア

 ARCABUZ ブランドサイト

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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