【体験談】UR賃貸住宅で仮申込から内覧までしてみたよ。

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日本酒とは全く関係の無い話ですみません。

最近、7年間住んだマンションから引っ越すことになりました。この時に障壁になったのが連帯保証人。僕の場合は既に肉親や親族に依頼することができないので、それ以外の関係者に保証人になってもらう必要があります。しかし、賃貸不動産会社曰く、多くの物件オーナーは肉親の連帯保証人を求めているのだとか。そうなると物件探しも苦労するだろうなと思い、保証人無しでも借りられる物件を探すことに。

そこで候補に上がったのが、最近CMでもよく見かける「UR賃貸住宅」です。今まで一度も利用したことが無かったので、これを機にどのような物件を借りられるのかお試しで見てみることにしました。

 物件の空き状況は毎日変わる

僕は京都に住んでいるので、UR京都営業センターに訪れました。場所は地下鉄「烏丸御池駅」を上がってすぐの好立地です。営業開始直後だったこともあり、予約無しでもすぐに対応していただけました。カウンターに座ると最初に住みたい地域にある物件一覧を見せてくれます。京都の場合、京都市内にも物件はありますが、伏見区や南区、西京区など中心部から離れている物件がほとんどです。

重要なのはそこから。UR物件は保証人が必要ないこともあり、結構人気があります。特に中高齢者からの人気があるようで、物件の空き状況は日々変わります。この時も当日付けの空き状況が載った一覧表を見せていただきました。結構埋まっています。5戸以上の空きがある物件はひとつもありませんでした。

 まずは仮申込をして物件を押さえる

自分が住みたい地域が決まっていれば、物件を絞ることは簡単です。その中から空いている部屋を選び、実際に内覧する手続きに入ります。一般的な賃貸不動産の場合は、その店舗のスタッフが営業車で物件に連れて行ってくれますが、URの場合は契約者が単独で訪れる必要があります。

僕はその場で仮申込を行いました。仮申込は1世帯につき、1申込みと決まっています。複数の物件を同時に見ることはできないので注意しましょう。仮申込をすると内覧期間を提示されます。大体1週間程度の期間内に内覧します。この間は他の人が内覧することはできず、自分の独占状態になります。

仮申込が終わると、契約までの手順や必要なお金に関する説明があります。一般的な賃貸とは契約手順や必要書類が異なるのでしっかりと聞いておきましょう(詳しくは後ほど書きます)。

 内覧当日

僕が選んだ物件は京都市の南区にあります。最寄りの駅は地下鉄「九条駅」で、昔から韓国人を中心とした外国人や暴力団関係者が多い地域でもあります。今はだいぶ環境が変わってきましたが、京都市内に住む人から見ると、まだまだ昔の印象が強く、好んで住む人は少ないようです。逆にその分家賃は低く設定されています。

物件に到着したら、最初に管理事務所に訪れます。ここで「受付票」を提出して、物件の鍵を受け取ります。後は自分でその物件まで行くだけ。何もかも自分で見たり調べたりする必要があるので、気になる部分は写真を撮ったり、メジャーを持っていってサイズを測ったり、窓からの眺めや壁の厚さをチェックしましょう。

物件によってはエアコンが付いていなかったり、キッチンの蛇口からお湯が出なかったりすることもあるので、手を抜かずに隅々まで調べたほうがよいです。僕の場合は建物内の清潔さが気になりました。UR物件は元「団地」がほとんどなので、団地独特の雰囲気があります。不特定多数の人が大量に住んでいる環境が自分に合うのかどうか肌で感じることができました。

 内覧後の流れ

結果的には契約はお断りしました。前述したように団地は戸数が多いため、今まで経験したことがない独特の雰囲気があり、それに馴染める可能性は低いと思ったからです。長期間住むわけですので雰囲気が肌に合うかどうかってとても大事ですよね。その後僕はUR京都に電話をして本契約はしない旨を伝えました。仮に契約する場合、どのような流れになるのか、分かる範囲でお伝えします。

 資格確認

URは誰でも入居できるわけではありません。一定の基準を満たした場合だけ入居できます。その入居基準は次の5つです。

  1. 申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある方
  2. 日本国籍の方、またはURが定める資格を持つ外国籍の方で、継続して自ら居住するための住宅を必要とする方
  3. 単身者もしくは現に同居し、または同居しようとする親族のある方
  4. 申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から1か月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営むことができる方
  5. 申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではない方

この中で最も重要な基準が「平均月収額」です。一般的な賃貸物件を借りる場合は収入を聞かれることは滅多にありませんが、URの場合は一定以上の収入が必要となります。その基準は世帯と単身では異なります。詳細はURのサイトをご覧いただくとして、今回は「単身」で入居するケースで見てみましょう。

家賃62,500円未満 家賃額の4倍の月収があること
62,500円から20万円未満 25万円(固定)
20万円以上 40万円(固定)

仮に家賃が5万円の物件に申し込む場合は、その4倍の20万円の月収が求められます。一方、40万円以上の月収がある場合は全ての物件に申し込むことが可能です。月収は必ずしも毎月定期的に収入がある必要は無く、年収を12で割った数字がそれに当てはまればOKです。半年間無収入でも、次の半年で稼いでいれば問題ない、ということです。

 資格確認書類の提出

上記のような条件を満たすことを証明するための書類を提出します。単身の場合は次の書類が必要です(条件によって提出する書類は変わります)。

  • 住民票(有効期限3ヶ月)
  • 住民税(課税・非課税)証明書
  • 源泉徴収票

一般的な賃貸契約と異なるのは「住民税証明書」と「源泉徴収票」の提出が必要なことです。これらは勤め先や役所に行かなければ手に入らないので、早めに手配しておくことをオススメします。URはCMのイメージと違って、契約は意外と面倒です。

 契約時に必要な書類を用意する

契約時には次の書類等を用意します。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
  • 現金(敷金、入居月の日割り家賃及び共益費等)
  • 認印(スタンプ式不可)
  • 緊急連絡先(2名分)

通常、緊急連絡先は1名分なのですが、URでは保証人無しなので2名分の連絡先が求められます。これも独特のルールです。

契約

契約時には実印(印鑑証明書提出)が必要です。ただし、契約者本人が営業センターに訪れ、運転免許証等の顔写真付きの本人確認書類をコピーし提出できる場合は認印もOKとなっています。

ちなみに営業センターでは資格確認と契約を同時に行うことが可能なので、急いで物件を探している場合は、最初に必要書類等を用意してから営業センターに訪れましょう。

 入居

契約を交わしたら入居希望日に鍵渡しがあります。鍵は各団地の管理サービス事務所等で渡されます。ただし、水曜日、日曜日、祝日はNGということです。

以上がURの体験談をふまえた入居までの手順になります。契約基準や条件に関してはCMのイメージと異なり、結構厳し目なので軽い気持ちでURを選ぶとギャップを感じることになります。また、契約時に必要な費用に関しても一般の賃貸とそれほど変わらず割安感はありません。したがって、賃貸契約に係るサービスを求めるのであれば一般賃貸の方が良いと思います。競争原理が働いている一般賃貸の方が健全なのかもしれません。

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