全国に約170店舗を展開するビジネスホテルチェーン「スーパーホテル」は2024年7月1日に会員制度「Super Hotel Smart Membership」を更新しました。今回の更新により1泊あたり獲得できるポイント数が増え、従来よりもポイントを貯めやすくなります。
今回はこの更新の概要をご紹介します。
3つの会員ステータス
スーパーホテルの会員制度では、3つの会員ステータスが用意されています。このステータスは1年間の宿泊数に応じて決まります。初回登録時はブロンズ会員で、年間10泊でシルバー会員、年間20泊でゴールド会員になります。1泊ごとに獲得できるポイントは一律500ポイントなのですが、ボーナスポイントとしてシルバーは100ポイント、ゴールドは200ポイントが追加で加算されます。
ブロンズ(初回) | 500ポイント |
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シルバー(年間10泊) | 500+100ポイント |
ゴールド(年間20泊) | 500+200ポイント |
このポイントは宿泊回数ごとに獲得できるので、できるだけ安い宿泊料金の時に泊まる方が還元率が高くなります。スーパーホテルの平均宿泊料金は1泊5000〜7000円ですので、どの会員であっても大体1割くらいはポイントで還元されるお得な仕組みになっています。
ポイントの使い道
仮に年間20泊してゴールド会員になった場合、14000ポイントが貯まります。このポイントをどのように使うべきか。スーパーホテルでは精算時に1ポイントを1円として、1000ポイント単位で使うことができます。要は14000円分の現金と同等の扱いとして使用することができます。これはかなりお得だと思います。
ただし、利用には条件があるので注意してください。まず、ステータスの算定期間が決まっています。毎年4月から翌年3月を宿泊算定期間とし、6月にステータスが更新されます。つまり、次の会員ステータスの更新は2025年の6月になり、その3ヶ月前の3月までに宿泊回数をカウントする必要があります。ステータスアップの権利を獲得しても、実際に利用できるまでには3ヶ月間のタイムラグが生じます。
また、会員ステータスは一度上がっても、その年度に必要泊数に達しない場合、次の更新時にランクダウンしてしまいます。つまり、ゴールド会員を継続するためには、毎年20泊以上しなければいけないということです。19泊だとシルバーに降格です。ポイントは貯めやすいのですが、そのステータスを維持するための条件は意外とシビアです。
詳しい情報を見たい場合はスーパーホテルの公式サイトをご覧ください。