農林水産省が毎年公表している「酒造好適米の農産物検査結果(生産量)と生産量推計」を元に、2022年産の五百万石がどの県でどのくらい生産されているのか調べてみました。1位は五百万石が誕生した新潟県、2位は南砺ブランド米が有名な富山県となり、3位は福井県となりました。五百万石は東北や甲信越など寒冷地で作られているイメージが強いですが、現在は大分県や山口県など西日本でも生産されています。
五百万石の生産地と生産量(2022年産)
五百万石の中でも特に注目されているのが富山県南砺市で生産されるもので、現在多くの酒蔵で使用されています。「桃の滴」や「守破離シリーズ」を醸す京都・伏見の松本酒造でも南砺産の五百万石を使用しています(ラベルには記載されていません)。南砺産の五百万石が他と何が違うのか、エリア毎に飲み比べしてみると面白いのでは。
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