2022年産「五百万石」の産地別生産量。1位は新潟、2位は富山、3位は福井

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農林水産省が毎年公表している「酒造好適米の農産物検査結果(生産量)と生産量推計」を元に、2022年産の五百万石がどの県でどのくらい生産されているのか調べてみました。1位は五百万石が誕生した新潟県、2位は南砺ブランド米が有名な富山県となり、3位は福井県となりました。五百万石は東北や甲信越など寒冷地で作られているイメージが強いですが、現在は大分県や山口県など西日本でも生産されています。

 五百万石の生産地と生産量(2022年産)

五百万石の生産地と生産量(2022年産)

五百万石の中でも特に注目されているのが富山県南砺市で生産されるもので、現在多くの酒蔵で使用されています。「桃の滴」や「守破離シリーズ」を醸す京都・伏見の松本酒造でも南砺産の五百万石を使用しています(ラベルには記載されていません)。南砺産の五百万石が他と何が違うのか、エリア毎に飲み比べしてみると面白いのでは。

 農林水産省

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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