慶應義塾大学の公式日本酒「智徳」

先月から慶應義塾大学の公式グッズストアにて、同大学の公式日本酒が販売されています。この日本酒は山形県鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所と鶴岡市内の酒蔵・加藤喜八郎酒造のコラボレーションにより生まれました。

この日本酒の特徴は同研究所が持つ「メタボローム解析技術」を使い、天然アミノ酸などの含有量を網羅的に分析したデータを参考にして、最も雑味が少ないところを選抜した最高峰の純米大吟醸酒であることです。

実は同研究所は2010年に日本酒中の成分物質の量と「甘み」「酸味」「苦味」「雑味」との関係を世界で初めて科学的に解明し、国際論文誌で発表しています。この先端技術を用い、加藤喜八郎酒造が精米歩合40%の米で作った醪を雫搾りで上槽しました。

ワインの味わいはほぼ土地(テロワール)で決まり人が関与する部分が少ないのですが、日本酒はプロセスのお酒で人工的に関与できる部分が多いのが特徴です。今後もこのような先端技術で新しい日本酒を生み出す取り組みは進んでいくのではないでしょうか。

慶應以外にもある大学公式日本酒

今回ご紹介した慶應義塾大学だけでなく全国の大学には公式日本酒があります。このような日本酒を集めて日本酒会を開くのも楽しそうですね。

北海道大学 大吟醸 ポプラ並木(2,954円)
東北大学 特別純米 萩丸(1,570円)
山形大学 純米大吟醸 燦樹2020(2,670円)
東京大学 純米大吟醸 淡青(3,820円)
茨城大学 大吟醸 茨苑(2,619円)
筑波大学 純米吟醸 桐の華(1,676円)
岐阜大学 純米吟醸 岐山・曲阜(3,600円)
静岡大学 大吟醸 静大育ち
名古屋大学 純米大吟醸 名大不老(4,191円)
神戸大学 純米酒 神のまにまに(1,430円)
岡山大学 純米吟醸 おお岡大(1,760円)
広島大学 純米大吟醸 広大(2,420円)
山口大学 純米大吟醸 長州学舎(2,580円)
愛媛大学 純米吟醸 愛され媛
九州大学 大吟醸 九州大吟醸(2,700円)

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