2019年度SAKE DIPLOMA二次試験(テイスティング)の点数配分

SAKE DIPLOMA

2020年度SAKE DIPLOMA認定試験に向けて、既に問題集など教材に関するお問い合わせをいただいています。来年度はおそらく教本の改訂があり、主に統計問題に関しては大きな変更があると思われます。しかし、日本酒の造り方など普遍的な部分に関しては早くから勉強しておいても問題ないでしょう。NANAME KIKAKUでは2020年度の試験を受験する方に向けて、2019年度一次試験合格者のアンケート回答を元に作成した「模擬問題100」を年末もしくは年始から販売する予定です。詳細は追ってこのサイトにてお知らせします。

テイスティングの勉強方法

さて本題に入ります。日本ソムリエ協会のウェブサイトでは2019年度SAKE DIPLOMA認定二次試験(テイスティング)の点数配分が公開されています。その内容をまとめたものが下記です。

外観 13%
香り 29%
味わい 19%
特定名称 16%
それぞれの飲料についての設問 15%
飲料の種類 8%

テイスティングに合格するためには最低でも85%の得点は必要です。これらの中で解答の難易度が高いものが「香り」と「特定名称」です。他の項目に関しては特定名称が分からなくても解答することは可能ですが、香りに関しては特定名称と関係性が強いため両方をセットで覚える必要があります。つまり、テイスティングの勉強を進める上で重要なことは、特定名称と香りを意識することです。

普段、飲食店や自宅で日本酒を飲む場合は、できるだけワイングラスを使用して香りを意識しながら飲みましょう。そして何か香りの特徴を掴んだら、その日本酒の特定名称を確認しましょう。そのような癖を普段から身につけておくと、二次試験の勉強に役立つと思います。

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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