ワインや加工食品の製造販売(SPA)を手掛け、「サンクゼール」や「久世福商店」のブランドで全国各地にセレクトショップを展開している株式会社サンクゼールが、2022年12月21日に東証グロース市場に上場しました。同社は長野県飯綱町に自社ワイナリー(サンクゼールの丘)を所有しているため、ワイン好きの方はきっとご存知でしょう。
株価は公募価格1,800円に対し、現時点(2022.12.28)では約3200円と好調な滑り出しです。ワインという嗜好性の強い商品を扱っている点や国内の健康食品志向、そして2023年から増加するインバウンドの影響もあり、しばらく株価は好調に推移すると予測します。
また、現時点では公開されていませんが、今後は株主優待も期待できることから、ワイン好きを中心に個人株主も増えてくるのではないでしょうか。国内ではワインや日本酒を扱う上場企業が少ないため、一定数のファンは集まりそうです。
ちなみにサンクゼールの証券コードは「2937」です。現時点での最低購入金額は約32万円と割と高めなので、日本株全体が落ち込んだところを見計らって購入した方がよいと思います。
(参考)株式会社サンクゼール IR情報