沖縄に旅行する時はランニングの道具(シューズ、ウェア)も持っていきます。京都と比べると年中温かいので、いつでも軽装で走ることができます。わざわざ寒い旅先でランニングする気分にはなりませんが、温かい沖縄なら走る気分になります。
今回は2泊目の朝から最終日の朝まで計4回の朝ランニングを行いました。出発は宿泊しているホテルで、まずはジョグペースで目的地となる奥武山公園を目指します。那覇は信号が多いので、速いペースで走ることはできません。また、沖縄ですが那覇市内はほとんど海は見えません(海を見ながら走るのなら糸満や北谷がおすすめ)。
NAHAマラソンの出発地点
奥武山公園はNAHAマラソンの出発&ゴール地点です。私も過去6回、この大会に出場しましたので、奥武山公園に訪れるたびに当時の記憶が蘇ります。奥武山公園の魅力は一番の那覇市内中心部にあることです。
中心部にあるため、那覇市内のホテルに泊まれば歩いて行くことができます。これは結構重要なことで、走り終わった後に、混んでいる電車に乗ったり、送迎バスに乗るために長時間待つ必要がありません。体中汗まみれになるので、どんなランナーでも早くホテルに帰ってシャワーを浴びたいですよね。
また、月曜日から通常通り仕事する人にも優しいです。多くのランナーは15時までにはゴールします。その後、会場で着替え、そのまま空港に行けば当日の飛行機には余裕で間に合います。奥武山公園にはゆいレールの「奥武山公園駅」が近くにあるので、これに乗れば那覇空港まで10分ほどで到着します。
ランナーに優しいランニング環境
奥武山公園はセルラースタジアムやプール、体育館など多くのスポーツ施設が集まっていて広々としています。平日はのんびりとした雰囲気ですが、土日になると子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
この公園にはランナーやウォーキング向けにラバー園路があります。ラバー園路とはその名の通り、ラバーが敷かれたジョギングロードのことで、ちょうど1kmの距離があります。ラバーなのでアスファルトよりもクッション性が高く、脚に優しいです。
朝は中高年のランナーが多いのですが、夜になると仕事帰りのランナーが集まります。だから、女性は夜でも安心して走ることができます。結構女性ランナーが多いです。
今回はこのラバー園路を5周(5km)しました。ホテルから公園までが往復約4km強だったので、1日10kmくらいは走ったことになるでしょうか。走り終わったあとは、ドリンクを飲みながら公園でまったり。平日の公園ってなんでこんなに落ち着くのでしょうか。
旅先で朝ランすると、夜に深酒ができなくなるので健康的な旅になります。ぜひ、沖縄の那覇に泊まる時はランニングする準備をして訪れましょう。