2024年4月9日にミシュラン2024京都・大阪版が発売されました。私は書籍は購入していませんが、ミシュラン公式サイトでどのような店が掲載されたのか必ずチェックするようにしています。
この店を調べる過程で気づいたのが、多くの店でネット予約が可能になっているということ。高級店ほど電話のみの受け付けで、予約段階から敷居が高いと思っていたのですが、実は高級店ほどネット予約がしやすいことが分かりました。
ちなみにミシュラン2023京都の掲載店では、三つ星が50%、二つ星が68.4%、一つ星が87.5%の割合でネット予約が可能になっていました。おそらく2024年はこれ以上の数値になっているでしょう。
さらに、どのような予約管理システムを使っているのかも調べてみました。詳しい数値は控えますが、多くの店がTableCheckという予約管理システムを導入していることが分かりました。日本では食べログやホットペッパーは有名ですが、TableCheckはそこまで知名度が高くないと思います。
そこで今回はTableCheckがどのような特徴を持っているのかご紹介します。
TableCheck予約管理システムの特徴
TableCheckは飲食店向けの予約管理システムで、2012年にリリース以来、世界18カ国、18,000店舗以上で利用されています。豊富な機能と使いやすさで、多くの飲食店から支持されています。
主な特徴
直感的な操作性 | タブレット端末やスマートフォンで簡単に操作でき、予約台帳や顧客情報を一元管理できる |
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効率的な予約受付 | ネット予約、電話予約、店頭予約など、あらゆる予約に対応。24時間365日受け付け可能 |
キャンセル対策 | 無断キャンセルを抑制する「キャンセルプロテクション」機能を搭載 |
リピーターを生む顧客管理 | 顧客情報をデータベース化し、リピーター育成に役立てられる |
攻めるデータ活用 | 売上分析、顧客分析など、様々なデータ分析機能で、経営戦略の立案に役立てられる |
多言語対応 | 18言語に対応しており、海外からの予約もスムーズに受け付けられる |
テイクアウト/デリバリー | テイクアウト/デリバリーの注文管理にも対応 |
この中でも特に重要な機能がキャンセル・プロテクションでしょう。これは予約受付時にクレジットカード情報を取得することで、万が一ドタキャンや無断キャンセルが発生しても、キャンセル料を確実に請求することが可能になる機能です。これはネット予約だけでなく電話予約でも対応可能な業界唯一の機能です。
高級店は食材も良質なものを仕入れているため、無断キャンセルされると食材が無駄になり被害額も大きくなります。それを防ぐためにもキャンセル対策の機能は必須なのでしょう。
また、京都のような観光地にあるレストランは外国人も多く訪れるため、18言語に対応していることも大きなメリットでしょう。食べログやホットペッパーは日本語専門というイメージがありますよね。
TableCheckの導入費用
TableCheckの公式サイトでは導入費用が公開されていません。おそらく飲食店の規模に合わせて費用を変えているからだと思います。全国に何百店とあるチェーン店と個人店では導入費用は異なるからです。
ここでは費用の目安として、非公式で入手できる情報をご紹介します。
ベーシックプラン | 月額5,500円 |
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スタンダードプラン | 月額11,000円 |
プレミアムプラン | 月額22,000円 |
キャンセル・プロテクションの機能を使うにはスタンダードプラン以上を選ぶ必要があります。プレミアムプランは顧客分析など、経営に活かせる機能が付いています。
※あくまでも非公式情報ですので参考まで
TableCheckは無料トライアルがあるようです。いきなり導入するのではなく、試しに使ってみましょう。このようなシステムは機能よりも担当者との相性が大切です。店舗の予約担当者がストレスなく使うことができるのか、必ず事前確認しましょう。
導入に関する問い合わせは公式サイトからできます。