DiDiタクシーが京都エリアで日本型ライドシェアに対応し、自家用車の配車も可能に

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DiDi Taxi(ディディタクシー)は2024年6月5日の16時から、京都エリアにて日本型ライドシェアに対応したと発表しました。今後はDiDiのアプリを使って配車を依頼すると、タクシーと自家用車の両方に配車されます。ただし、自家用車に配車されるのはタクシーが捕まりにくい曜日や時間帯に限るようです。要は従来通り、タクシーが優先され配車されます。

実際にDiDiアプリを開いて、どのように変わったのか確認してみました。

 DiDi Taxiアプリを開くと

DiDiアプリ画面

従来は一般タクシーのみ呼べたのですが、今回から「タクシー・自家用車」も選べるようになっています。

簡単に今回のサービス変更の内容を整理してみました。

対象エリア 京都エリア(具体的な範囲は不明)
運賃について 事前に運賃が確定し、アプリ内で決済(カード、PayPay)
注文方法 従来と同じ

東南アジアで利用できるGrabやBolt等と異なり、自家用車だけを注文できるのではなく、あくまでもタクシーの補完的な役割として自家用車が配車されるシステムです。日本のタクシー業界に配慮しているようです。

京都市内の場合、秋の紅葉シーズンになるとタクシーが捕まりにくくなるため、自家用車が配車される確率は高くなるでしょう。

 自分の車で稼ぎたい京都在住者にはチャンス

今回、京都エリアでライドシェアサービスが始まったことで、自家用車を使って稼ぎたい人にはチャンスが広がります。このDiDiのサービスにドライバー登録するには次の2つの条件をクリアする必要があります。

  1. 第一種運転免許又は第二種運転免許を保有している
  2. 過去2年間、無事故であり、かつ、運転免許の停止処分を受けていないこと

直近2年間で警察のお世話になっている方は残念ですが対象外です。あとは赤の他人を自分の大切な車に乗せられる心の余裕が必要でしょう。日本人はそれなりに配慮しますが、外国人が乗った場合、車内で飲食をするケースもあるからです。

詳しくはDiDiのドライバー募集のページをご確認ください。

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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