「もんぺ」は日本で広く知られている伝統的な衣料品の一つで、主に農民や労働者の間で使用されていた、ゆったりとした形状のズボンのことを指します。作業中の動きやすさや耐久性が求められる場面で重宝されました。また、もんぺは昔から子供から大人まで幅広い年齢層に愛用されており、和服や着物に合わせて着用されることもあります。
近年では、もんぺは伝統的な要素を取り入れたファッションアイテムとして再評価されており、若者を中心に人気があります。デザインや素材も多様化しており、カジュアルなスタイリングに取り入れられることもあります。
ここでご紹介する「MONPE Cross Pattern」は久留米絣の現代風もんぺです。
久留米絣(くるめかすり)とは
久留米絣は久留米・八女・広川・筑後を中心に発展してきた伝統工芸です。経糸と緯糸を結んで染めることで、様々な模様を作り出すことができます。伝統的な柄から現代的な柄まで幅広いバリエーションがあります。各工房では、藍染手織りから機械織りの化学染料染めまで、さまざまな技術や得意分野を持っています。
元は江戸時代後期に12歳の少女、井上伝によって創始されたと言われています。久留米藩がこの技術を産業として奨励していました。絹織物として一時は年間200〜300万反もの生産量を誇りましたが、戦後に洋服の普及によって絣の需要が急速に減少しました。現在では、わずかな量しか生産されていません。
MONPE Cross Patternとは
このもんぺは、うなぎの寝床が開発した「現代風もんぺの型紙」を使用して作られています。生地は広川・八女で生産された久留米絣が使われています。
着心地がよく、使い込むほど柔らかくなり、体に馴染んできます。通常のもんぺはゆったりした農作業着のイメージがありますが、この現代風もんぺは腰回りをスッキリとさせ、細身のデザインになっています。そのため、普段履きとしても快適に利用できますが、もちろん農作業着としても使うことができます。
また、吸水性が高く、乾きも早いため、旅行中に洗濯することも可能です。機内や車内などの移動中にもリラックスして過ごすことができます。腰の部分には紐がついており、裾にはゴムが付いているため、サイズの調整が可能です。
商品仕様
価格 | 12,100円 |
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材質 | 綿100% |
サイズ | S、M、L |
重量 | 160g(Mサイズ) |
色 | ブラック、グレー |
製造者 | うなぎの寝床 |
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