千葉県の日本酒酒蔵・亀田酒造が手掛けるワイン「トルチェ・ボヌール」

蔵元紹介

千葉県鴨川市にある老舗酒蔵の亀田酒造は、2022年12月6日から854本限定の白ワイン「おりがらみワイン Tortue Bonheur (トルチェ ボヌール)」の販売を開始しました。この蔵は「寿萬亀」という銘柄の日本酒が主力商品ではあるのですが、新型コロナの影響により大きな打撃を受けたことをきっかけに、日本酒以外の分野に進出することを決めました。

トルチェ・ボヌールとは

このワインは山梨県産の「甲州」と南房総産の「ブルーベリー」を原料として造られています。将来的には地元産のブドウだけで造られたワインも醸造予定だということです。一般的には甲州だけを使用して醸造されるのですが、同社ではこれにブルーベリーを加えることで色調は淡いピンク色になり、他の商品との差別化を図っています。また、ブドウの風味を損なわないように、冷却や濾過の工程を極力抑えて、日本酒の「おりがらみ」のようにブドウの欠片を敢えて残しています。

価格は3300円(税込)と決して安くはありませんが、限定854本の生産ということなので、興味のある人は早めに入手した方がよいでしょう。販売先は酒蔵の店頭販売のみでオンライン販売はしていません。昨年12月末時点で既に半分ほど売れているということです。

日本酒の酒蔵は元々高い醸造技術を持っているため、今後このように商品開発を横展開する酒蔵が増えてくるのではないでしょうか。

出典:亀田酒造株式会社公式サイト

商品名 おりがらみワイン Tortue Bonheur (トルチェ ボヌール)
品目 果実酒
容量 720ml
アルコール度数 11度
原材料 甲州(山梨県産)、ブルーベリー(千葉県南房総産)
価格 3,300円(税込)
生産本数 854本
生産者 亀田酒造株式会社

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

Related Articles

特集記事

京都グルメマップ2024

人気記事ランキング

  1. 1

    効果抜群!鳩よけグッズ。僕はこれで鳩よけに成功しました。

  2. 2

    ピザハットのスライスとランクって何?

  3. 3

    阪急大宮駅の駅ビル「大宮阪急ビル」の建て替え後の全貌の一部が分かった

  4. 4

    【京都の新店舗】鮨おおが東山|Sushi Ohga Higashiyama

  5. 5

    【ミシュランガイド京都2023】ビブグルマン獲得店(98軒)

TOP