笹祝酒造(新潟市)が2023年3月に麹体験が出来る施設を開業

蔵元紹介

新潟の日本酒酒蔵・笹祝酒造は、2023年3月下旬に麹について学べる施設を開業します。日本酒市場が年々縮小する中でも発酵食品市場は拡大中で、麹を身近に感じてもらう施設を設けることで、日本酒に興味を持つ人を増やすことが目的です。

この施設は酒蔵の空きスペースを活用し、キッチンを備えた体験型施設になる予定で、麹を使った飲料の販売や仕込み体験などができる場所になるようです。自分で造った麹を顕微鏡で観察したり、実際に手に触れて食べることもできるので子どもも楽しめそうです。

富士経済の調査によると、2020年の発酵食品市場の前年比6.5%増の2106億円となる見込みです。これは新型コロナの影響により、自分や家族の体調管理や免疫対策への意識が高まり、免疫力を高める食品として麹に注目が集まったからです。このような背景により、今まで日本酒専業だった酒蔵が、日本酒以外の分野に進出するケースが増えています。

今後も同社のように日本酒専業を脱し、今まで培った技術を活かした新しい事業を起こす酒蔵が増えてくるでしょう。

酒蔵名 笹祝酒造株式会社
主要銘柄 笹祝
所在地 新潟県新潟市西蒲区松野尾3249
オンラインショップ https://sasaiwai.theshop.jp/

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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