楽天モバイルの3つの裏切り

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僕が楽天モバイルを契約したのは、このサービスが始まってすぐのこと。現行の「Rakuten最強プラン」がない時代で、「Rakuten UN-LIMIT」とかいう覚えにくいプラン名だった。なぜ、楽天モバイルを選んだのか。元々楽天経済圏で生きてきて、楽天グループの株式も保有するほど楽天には注目していたから。

でも、当初はひどい状態だった。僕は京都市内に住んでいるのだが、地下に入ると電波が全く入らない。だから地下鉄に乗ると地上に出るまでスマホは役に立たない。阪急電車も河原町から西院までは地下を走るので電波が入らなかった。このような状態を避けるためにパートナー回線というものがあったのだが、それも全く機能していなかった。いや、本当に契約したことを何度後悔したことか。

 Rakuten最強プランが登場して変わった

それでも、他の回線と並行して使い続け、2023年で4年目。この年に登場したのが「Rakuten最強プラン」だった。このプランではパートナー回線無制限使い放題がウリになっているが、僕が評価したのは電波状態が明らかに改善されていたこと。前述したように地下で圏外になることはほぼ無くなった。

スマホは電波が入ってナンボ。どんなに安いサービスでも電波が入らないと価値はない。その点において、楽天モバイルは大幅にサービスを改善してきたのだ。この時点で、僕は併用していた他の回線を解約し、楽天モバイル1本にした。そして、現在に至るまで全く不便なことはない。

ネットで調べると、楽天は電波が入るとドコモやauよりも回線速度が速いことも分かった。実際、自分で使ってみても本当にそう感じる。テザリングを使ってiPadで映画を見る機会が多いだが、マンションの光回線よりも高画質で視聴することができる。

また、どんなに使っても料金の上限が決まっているので、Amazon MusicのULTRA HDという高音質オーディオを容量を気にしないで聞くこともできる。2023年のある月は使用容量が300GBを超えたほどだ。こんなに使いまくっても、月額約3,200円で済む。

 楽天モバイル3つの裏切り

ここでいう裏切りとは良い裏切りのことだ。以前はこんな評価だった。

  1. そもそも電波が入らなくて、使い物にならない
  2. 料金は安くても電波が入らないから、むしろコスパが悪い
  3. 中途半端なサービスをリリースした楽天経済圏に不安感じる

それが2023年には次のように変わった。

  1. 電波を気にしないで利用できる
  2. お金を気にしないで利用できる
  3. 楽天経済圏の恩恵を大きく受けられる

今、楽天は楽天モバイルの契約者に対して、楽天経済圏で受けられるメリットを大幅に上げている。もし、楽天ポイントを貯めていたり、楽天トラベルで旅行を計画する機会がある人は、楽天モバイルを契約した方がいいだろう。僕もその恩恵をたっぷり受け、2023年から楽天ポイントが大幅に増えた。

今年はこのポイントを使って、ワンランク上の旅を計画しようと思う。ちなみに、楽天モバイルは1ヶ月2GBまで、海外ローミングが無料で使える。2泊3日程度の旅行であればこれで十分だろう。

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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