夏は錫(すず)製酒器で日本酒を乾杯!富山県高岡市にある能作の「ちょい呑 ぐい呑」

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株式会社能作(のうさく)は、日本の鋳物メーカーで、1916年(大正5年)に創業しました。本社は富山県高岡市にあります。当初は仏具、茶道具、花器の製造を行っていましたが、最近では錫製のテーブルウェアや真鍮製のインテリア用品、さらには照明器具や医療機器の製造開発にも取り組んでいます。能作は鋳物製品の製造だけでなく、自社ブランドの直営店も展開しており、日本国内に14店舗、台湾・台北に1店舗があります。さらに、公式オンラインショップも運営しています。

2003年には、世界で初めて錫100%製のテーブルウェアを開発しました。その代表作である『KAGO』シリーズは、曲げることができる特徴を持っています。錫を完全に固めるのが難しかったため、デザイナーは「曲がってしまうなら曲げて使えばいい」というアイデアを出しました。このほか、澄み切った音色が特徴の真鍮製風鈴(2004年に日本デザインコミッティーのコレクションに選ばれました)なども能作が生み出しています。また、医療機器の開発と製造にも取り組んでおり、錫製の『リング開創器』、『へバーデンリング』、『ブシャールリング』を開発しました。

 能作の酒器シリーズは人気

能作の商品は錫(すず)を使用しているため、酒器との相性が良く、さまざまな商品をリリースしています。今回ご紹介するのは、その中でも定番中の定番である「ちょい呑 – ぐい呑」。容量が45ccなので小さくて持ちやすい錫製のぐい呑です。ギフトとしてもおすすめで、記念品やプレゼント、還暦祝いや結婚祝い、父の日にも最適です。

錫は昔から「錫の器に入れた水は腐らない」とか、「お酒の味がよりまろやかになる」と言われており、酒器や茶器などに使われてきました。職人が手作業でひとつひとつ丁寧に作り上げたぐい呑は、手に馴染む柔らかさと、どこか温かみを感じさせます。少量のお酒や食前酒を楽しむのにぴったりなサイズです。

錫は熱伝導率が高いため、冷蔵庫でほんの数分冷やせばキンキンに冷えます。その中に冷えた日本酒を入れれば、暑い夏でも日本酒を楽しめるのではないでしょうか。

 他にもこんな酒器があります

片口 – 大 容量365cc

錫徳利 (すずとっくり) 容量330cc

片口 容量200

ぐい呑 – SAI 容量100cc

錫徳利 龍

ちろり – L 容量440cc

能作 直営オンラインショップ

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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