SAKE COMPETITION2018 GOLD受賞の酒蔵

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全国新酒鑑評会が公的な色合いが強いコンテストだとしたら、SAKE COMPETITIONは民間色が強いコンテストだと言えるでしょう。実際にダイナースクラブやJAL、リーデルなどが協賛して実施されているコンテストです。2018年に開催されたSAKE COMPETITIONには454蔵、1772点の日本酒が出品され、7部門において受賞酒が決定しました。

SAKE COMPETITIONは次の7部門にて評価されます。

  1. 純米酒部門
  2. 純米吟醸部門
  3. 純米大吟醸部門
  4. 吟醸部門
  5. SUPER PREMIUM部門
  6. スパークリング部門
  7. 海外出品酒部門

そして各部門ごとにGOLDとSIVERが選ばれます。全国新酒鑑評会の金賞受賞蔵とSAKE COMPETITIONのGOLD受賞蔵の重複度合いを調べてみたのですが、やはり純米系で重複する蔵はほとんどなく、重複するのは吟醸系が多かったです。最近、消費者が飲む日本酒は純米系が多いため、全国新酒鑑評会よりもSAKE COMPETITIONの方が消費者に参考になる選考結果になっていると思われます。実際、受賞銘柄を見ると居酒屋でよく見かけるものが多いです。今回はGOLD受賞銘柄のみご紹介しますが、詳細を知りたい方はSAKE COMPETITIONのホームページから他の銘柄も調べてみてください。

SAKE COMPETITION2018 GOLD 受賞銘柄
純米酒部門(10銘柄)
宮泉銘醸株式会社(福島県) 會津宮泉 純米酒
株式会社新澤醸造店(宮城県) あたごのまつ 特別純米 冷卸
蔵王酒造株式会社(宮城県) 蔵王 K 純米酒
株式会社せんきん(栃木県) クラシック仙禽 無垢
宮泉銘醸株式会社(福島県) 寫楽 純米酒
松本酒造株式会社(京都府) 澤屋まつもと 守破離 山田錦
株式会社澄川酒造場(山口県) 東洋美人 特別純米
笑四季酒造株式会社(滋賀県) 笑四季 センセーション 白ラベル
合資会社廣木酒造本店(福島県) 飛露喜 純米
宝剣酒造株式会社(広島県) 宝剣 純米酒
純米吟醸部門(10銘柄)
清水清三郎商店株式会社(三重県) 作 恵乃智
株式会社澄川酒造場(山口県) 東洋美人 純米吟醸 一歩 山田錦
株式会社澄川酒造場(山口県) 東洋美人 純米吟醸 50
名倉山酒造株式会社(福島県) 名倉山 純米吟醸 善き哉
株式会社虎屋本店(栃木県) 七水 55 純米吟醸 雄町
株式会社アリサワ(高知県) 文佳人 吟の夢 純米吟醸
赤武酒造株式会社(岩手県) AKABU 純米吟醸 愛山
清水清三郎商店株式会社(三重県) 作 雅乃智 純米吟醸 岡山 雄町
冨士酒造株式会社(山形県) 栄光冨士 純米吟醸 朝顔ラベル 生貯
赤武酒造株式会社(岩手県) AKABU 純米吟醸 雄町
純米大吟醸部門(10銘柄)
株式会社南部美人(岩手県) 南部美人 純米大吟醸
合資会社廣瀬商店(茨城県) SEN 純米大吟醸
清水清三郎商店株式会社(三重県) 作 雅乃智 中取り 純米大吟醸
清水清三郎商店株式会社(三重県) 作 純米大吟醸 岡山 朝日米
赤武酒造株式会社(岩手県) AKABU 純米大吟醸 極上ノ斬
株式会社町田酒造店(群馬県) 町田酒造35 プレミアム 純米大吟醸
府中誉株式会社(茨城県) 渡舟 純米大吟醸 斗瓶取り
小林酒造株式会社(栃木県) 鳳凰美田 赤判 純米大吟醸
結城酒造株式会社(茨城県) 結ゆい 純米大吟醸 雫酒
石鎚酒造株式会社(愛媛県) 石鎚 純米大吟醸
吟醸部門(10銘柄)
宮下酒造株式会社(岡山県) 極聖 大吟醸
株式会社神戸酒心館(兵庫県) 福寿 超特撰 大吟醸
株式会社外池酒造店(栃木県) 燦爛 大吟醸 袋吊り雫酒
株式会社澄川酒造場(山口県) 東洋美人 大吟醸 山田錦 中取り
月桂冠株式会社(京都府) 伝匠月桂冠 大吟醸
松崎酒造店(福島県) 廣戸川 大吟醸
株式会社外池酒造店(栃木県) 燦爛 大吟醸
株式会社山和酒造店(宮城県) わしが國 大吟醸 雫搾り斗瓶取り
株式会社町田酒造店(群馬県) 町田酒造35 MAX 大吟醸
石鎚酒造株式会社(愛媛県) 石鎚 真精大吟醸 袋吊り雫酒
SUPER PREMIUM部門(3銘柄)
株式会社せんきん(栃木県) 仙禽 醸
白鶴酒造株式会社(兵庫県) 白鶴 超特撰 天空 純米大吟醸 白鶴錦
小玉醸造株式会社(秋田県) 太平山 純米大吟醸 天巧 20
スパークリング部門(3銘柄)
株式会社南部美人(岩手県) 南部美人 あわさけスパークリング
中国醸造株式会社(広島県) 一代 弥山 スパークリング
八鹿酒造株式会社(大分県) 八鹿 スパークリング Niji
海外出品酒部門(1銘柄)
Arizona Sake LLC(米国) Junmai Ginjo Nama

SAKE COMPETITION

Yasuyuki Ito

Yasuyuki Ito

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。30代はワインにハマり、40代は日本酒にハマる。さて、50代は何にハマろうか。

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